ダレスバッグ
ダレスバッグはブリーフケースのマチを広く取り、口金で上部を留めるバッグです。ビジネスバッグとして現在ブリーフケースと同じくよく使われているタイプです。
フレームで固定された開口部は大きく開くので使い勝手も良いものです。
アメリカでは携行品が多く入るので医師が好んで使用することからドクターズバッグとも呼ばれています。
ダレスバッグという名称は米国国務長官ジョン・F・ダレス氏が来日した時に、銀座の老舗鞄店「銀座タニザワ」の二代目谷澤甲七氏がダレス氏のバッグをヒントに製作したことからこの名前で呼ばれるようになりました。
医者や大学の教授に好まれているバッグであり、重厚なデザインであることから、日本においても地位の高い人が持つビジネスバッグのイメージがあります。
新入社員や年の若い人がダレスバッグ型などのビジネスバッグを持つと、身の丈に合っていないと思われてしまうかもしれませんので注意が必要です。